キャピタル アセットマネジメント株式会社

フィリピンの2022年GDP成長率は+7.6% 

情報提供資料

2023年1月31日

フィリピン統計庁(PSA)によれば、2022年第4四半期の実質国内総生産(GDP)成長率は前年同期比+7.2%となった。2021年第2四半期以来+7%以上のプラス成長が安定的に続いている。2022年通年のGDP成長率は+7.6%と、2021年実績(+5.7%)、政府目標(+5.8%)、市場予想(+7.5%)を上回った。東アジア地域ではベトナム、マレーシアとともに高成長国のトップ集団を形成している。
通年のGDPを主要な産業部門で捉えると、農林水産業が+0.5%、鉱工業が+6.7%、サービス業が+9.2%とそれぞれ成長した。セクター別で特に成長に寄与したのは建設業の+12.7%と商業(卸売/小売業/自動車・オートバイの販売・修理等)の+8.7%であった。需要別では、年末の消費も反映した家計の最終消費支出(前年同期比+8.3%)、政府の最終消費支出(同+5.0%)、総固定資本形成(同+16.8%)が成長に寄与した。財・サービスの輸出と輸入もそれぞれ+10.7%、+13.1%と伸びている。
世界銀行では、世界経済の急速な減速の影響により、2023年のフィリピンGDP成長率については+5.4%への鈍化を予測している。一方、2024年の同予測については+5.6%から+5.9%へと引き上げた。鈍化するものの+5%台の成長が続く見通しである。

四半期別実質GDP成長率(基準年:2018年)

(前年同期比、%) フィリピンの2022年GDP成長率は+7.6%

出所:フィリピン統計局(GSO)、フィリピン中央銀行(BSP)、開発予算調整委員会(BDCC)

以上


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